新しい料理の普及(揚げ物運動、フライパン運動)こんにちは。
今日は、鹿嶋市から潮来市に行って来ました。
13:30に約束が入っておりましたので、
早々に戻って来ました。
ドライブ日和の天気、
青い空と、きらきらと海も輝いていて綺麗でした。
さて、
昨日は勉強会に参加して来ました。
会場は、中川学園調理技術専門学校です。
勉強会の題目は、「昭和レトロ食」です。
昭和10年頃の日常食は、
根菜類や豆類、海藻などの食材を使用した
きんぴらごぼう、煮しめ、精進揚げ、煮豆等の伝統食から
カレーライス、コロッケ、オムライス等の和洋移行食、
そして、パンにサラダ、コーヒーのモダン食になったそうです。
昭和31年~35年頃に、
アメリカ産の小麦や大豆のPR活動のため、
(財)日本食生活協会が17台の栄養指導車で
新しい料理の普及(揚げ物運動、フライパン運動)に
全国津々浦々、延べ57万キロを歩いたそうです。
栄養指導車は、元祖キッチンカーですね。
(料理)カレーライス、スパゲッティ、エビフライ、ピラフ、コロッケ、餃子など
(食材)小麦粉、脱脂粉乳、大豆油、肉の缶詰、鯨肉など
(調味料)ケチャップ、ソース、マヨネーズ、ドレッシング、化学調味料など
今は当たり前のお料理、食材や調味料ですが、
当時は全国の主婦が異国の食文化に魅了されたそうです。
参加された方から、
鯨のフライや竜田揚げはよく食べたとおっしゃっていました。
でも、油は貴重品で、
砂糖もなかなか手に入らず、甘いものはご馳走だったそうです。
それから、火種も大切で、
マッチを頂き物の御礼に返した。と話されていた方もいらっしゃいました。
明日に続きます。