こんにちは。
今日は、二十四節気のひとつ「冬至」です。
一年の内で一番陽が短い日、
今日が一番短いのだから、明日からは少しずつ長くなるということですよね。
今日も暖かかったですね。
江戸時代の日本には、
冬の少し暖かい日に郊外に
冬枯れの景色を見に出かける行楽行事「枯野見」というものがあっそうです。
お花見はわかりますが、何もない荒涼とした景色をなぜ見に行ったのでしょうね。
今の私達には、冬になるとイルミネーションの楽しみがありますよね。
平安時代には、
元は価値があり、生気があったものが衰退し、
力を失い、変り果てる様を美しいとする美的概念があったそうです。
あらゆる物事は無常であるとし、しみじみとした哀愁を自然のなかに見出したのかもしれませんね。
当時の日本人には、儚いものに対するしみじみとした感情があったそうです。
私は、桜の花は儚いの代表だと思っています。
「枯葉色」「枯草色」「枯茶」「木枯茶」など
枯れるにまつわる日本の伝統色は、たくさんあります。
今週末は、クリスマスですね。
街が煌めいていますね。