「おさかなマイスター」をご存知ですか?
「おさかなマイスター」というのは、日本おさかなマイスター協会が認定した魚の魅力を伝えて、美味しく食べてもらうための伝道師です。旬や栄養、産地や漁法、目利きや調理、取扱い方法など、魚介類に関する幅広い知識に加えて食品衛生や、水産物の流通、マーケティングなど様々な分野の講座を受けて、試験に合格した者に与えられる称号です。
日本おさかなマイスター協会は、平成19年7月に設立されました。協会は東京の築地市場にあり、一般財団法人水産物市場改善協会、一般社団法人大日本水産会、全国漁業協同組合連合会の3団体で運営されています。
現在、おさかなマイスターは371名、おさかなマイスターアドバイザーは176名認定されていて、おさかなマイスターコースの第18期が平成27年9月5日より開講されています。私は、第6期生です。料理研究家の方や水産業界の様々な職種の方などが全国各地で、魚を食べていただくための活動をされています。
平成25年12月に『和食:日本人の伝統的な食文化』がユネスコ無形文化遺産に登録され、「穀類をベースに魚介類や野菜を活用する日本型食」のバランスの良さが際立っていることが注目され、海外において日本食の人気は非常に高まっています。 日本では、「魚離れ」が進行していますが、一方では、健康志向の高まりからもっと魚を食べたいといった意識は高まっています。
旬のおいしさや昔ながらの魚食文化の普及や伝承された商品を現在のライフスタイルに合った簡便志向に対応した料理方法や製品などもお伝えして、少しでも魚を食べていただけたらと思っています。 不定期ではありますが、更新して参りたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。